2012年10月11日木曜日

登山向けの天気予報を知る3つの方法 山行計画の判断や低体温症、遭難を防ぐために

山登りを計画するとき、天気予報のチェックが欠かせません。
普通は、テレビの天気予報をはじめ、Yahoo天気や各気象情報サイトの天気予報を確認します。ただ、それらは麓の天気なので、登山用途としてはあまり使いよくありません。

ご紹介するサイトは登山者のポータル的なサイトで、天気情報を3つの方法で知ることができます。
サイトにアクセスして地図のページを表示します(地図のページはここをクリックするとダイレクトに表示します。)
地図はGoogle、Yahoo、電子国土地図の3種類があって、上の薄黄色のボタンで切り替えられます。

1.Googleマップの「天気・雲」
Googleマップを表示している状態で、地図を右クリックするとメニューが表示されます。
その中から「天気・雲」を選択します。

すると、地図の上に天気マークが表示されます。
ズームしていくことで、細かい都市の天気予報に変わっていきます。
天気マークをクリックすると、その都市の当日の天気、気温、最高気温、最低気温、湿度、風向、風速と4日先までの天気予報が表示されます。

ズームアウトすると、雲が表示されます。


2.Yahoo!地図の「雨雲レーダー」
Yahoo!地図を表示して、地図の右上の「地図・写真・地下街・OSM・地形図」と書かれた地図を切りかえるボタンの左端にある▼マークから「雨雲レーダー」をオンにします。
そうすると、現在、降っている地域を降水量ごとに色分けして表示します。そこには日本全国の山域も含まれていますから、山の雨雲の状態も明確に分かります。
 
3.山のスポットのページ
地図の上にアイコン(マーカー)が表示されています。これは、登山向けの地点情報であるスポットです。例えば、山の山頂や山小屋、登山口、風景の良い場所等が設定されています。
そのマーカーをクリックして表示されるウィンドウから、スポット名をクリックすることで、スポットのページへ移動できます。
表示されたそのページでは、様々なスポット情報に混じって、天気予報があります。
 この天気予報は、該当のスポットに近い三箇所の天気予報です。そこからスポットの天気を推測することができます。
特に10日先までの天気予報が分かりますので、週末の天気を予測する等、現実の登山計画に即した利用価値があります。
また、このスポットというのは山そのものである山頂や、山小屋等のピンポイントな地点ですので、目的地そのものから調べることができます。


天候は登山の楽しみを左右するだけでなく、状況によっては凍傷や低体温症、遭難を引き起こす原因になることさえあります。
登山の計画には、天気予報を確認するとともに、できれば山行中も最新の天候情報を入手しながら行動することが望ましいです。
登山には、ご紹介した上記3点の天気情報をご活用いただければ幸いです。

ご紹介したサイト

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